医療機関に頼らずできること

手軽にできるニキビ治療として、ドラッグストアで購入できる薬を使用するという方法があります。

実はこの方法、非常に危険なのです。

自分のニキビの症状に合った薬を使用しないと、ニキビ治療どころかニキビを悪化させる危険性があります。

特に、ニキビが赤く炎症を起こしたり、膿を持っている場合には注意が必要です。
この状態は素人は太刀打ちできません。とにかく汚い手で触らずに、
炎症が治まるのを待つしかありません。

よく気になって手でつぶしたり、針で穴を開けて
潰したりする方がおられますが、絶対にやめましょう。
傷口を大きくしてニキビ治療どころか、ニキビ跡を残すことになりかねません。

炎症をおこしたニキビは、炎症が治まるのを待つことが大事です。
また、炎症を起こしているニキビは清潔に保つことが非常に大切です。
気になって触ってしまったりしがちですが、それが悪化の原因にもなるのです。

もしも、痛みが伴うなどの場合には、市販のニキビ薬よりも
皮膚科を受診することがお勧めです。確実な方法で早く治すことができます。
なんとなく自分で治療するというのは悪化の危険もあるのでお勧めできません。

症状の悪化

もちろん軽い症状の際にドラッグストアの商品を使うことで
改善される場合もありますが、あまりにも変化が見られない場合は
やはり皮膚科やクリニックに相談をしに行くのが一番早く安全だと言えるでしょう。

ニキビの状態によっては治療をしたとしても半年ほどかかることも
ありますが、自分でなんとかしようと思うと何年もそのままかも
しれませんので、早めに対処しておきましょう。

ビタミン剤はニキビ改善に効果的?

ニキビ治療にビタミン剤を服用する人もいますが、果たしてこれは有効なのでしょうか。

ニキビの原因は様々ありますが、栄養不足も原因の一つとして考えられます。
肌を元気にするには、ビタミンは大切な存在ですので、ニキビ治療の一環として
ビタミン剤を利用することは、決して悪いとは言えません。

ビタミン剤を飲む

しかし、飲み続けることによる副作用の心配がある商品もありますし、ニキビ治療の場合
中からと外からのケアが必要な場合もありますので、飲んだから治るというのは誤解です。

また、ビタミン剤だけを意識しても意味がなく、肌を清潔に保つこと、
タンパク質を補うことなども行わなくてはいけません。
ビタミンの種類も大切です。肌ケアにはCが注目されがちですが、
B群やA・D・Eなども大切だからです。

つまり、ビタミンCは一般によく知られていますが、合わせてビタミンB群や
A・D・Eなども上手く取り入れること。

また、たんぱく質も一緒に摂ることによって相乗効果が生まれるのです。
一番は食事で自然に摂取することです。
要は、ビタミンだけではなく、全ての栄養バランスが大事だと言えるでしょう。

食べ合わせや食事の献立を工夫し摂取することが一番身体にとっても良い方法です。
それが難しい場合はサプリメントも効果的です。

自己管理は忙しい現代人にとって大変なことかもしれませんので、
クリニックなどに相談をしに行くのも、適切なアドバイスがもらえて
管理もしやすくなるので、方法としてお勧めです。